外壁塗装の『付帯部』とは?|塗装の必要性を解説


福岡県で付帯部塗装や外壁塗装を行っている、愛心塗装です。

住宅の塗装箇所は、屋根と外壁、付帯部に分類されます。
しかし、塗装業者によっては付帯部塗装を行っていない業者も存在するため、人によっては付帯部に塗装が必要なことを知らない場合も……。

先日、外壁塗装でご依頼いただいたお客様も、付帯部塗装のことを初めて知ったと仰っておりました。

・「付帯部ってなに?」
・「どこの家にもあるの?」
・「必要な塗装なのか知りたい」

そこで今回は、上記のような疑問を抱く方に向け「付帯部塗装」について、詳しく紹介していきます。

付帯部とは?



付帯部とは、住宅の屋根と外壁以外の部分のことを指します。
どのような戸建て住宅にも必ず存在しますが、種類はさまざまあり家のタイプなどによって異なります。

種類


では、代表的な付帯部をいくつか見ていきましょう。
あなたの家には、どのような付帯部がありますか?

●雨樋


雨樋は、雨水を屋根の上から地上まで運ぶための付帯部です。

屋根から落ちてきた雨水が地面を凸凹にしたり、近隣や通行人に迷惑がかからないために設置しています。
また、雨水によって外壁が汚れたり、集中的にかかることによって塗装の寿命が短くなったり劣化することを防ぐ役割もあります。

●雨戸


雨戸は、家のガラス窓の外側に設置する付帯部です。
昨今では、多くの住宅に取付けられており「シャッタータイプ」と「折り戸タイプ」、「引き戸タイプ」が存在します。

台風などの際に雨風を避けたり、防寒対策として設置されます。

●破風板(はふいた)


破風板は、屋根の中でも代表的な切妻屋根(きりつまやね)に存在します。
切妻屋根は、本を開いた状態で伏せたような形状をしており、破風板は切妻屋根の端の「三角形の傾斜の部分」のことです。

下や横から吹き付ける雨風を防ぎ、屋根裏に雨水や風が浸入することを防ぐ役割があります。

●鼻隠し


鼻隠しは、破風板と同様雨水や風を防ぐ目的があります。
場所は、本で例えるとページをめくる部分にあたる、屋根の端の部分です。

また、鼻隠しは雨樋の下地材としての役割も担っています。

●軒天


軒天は、下から見上げたときに外壁から外側に飛び出している「屋根」「ベランダ」「バルコニー」の裏側の部分のことです。
住宅によって、屋根の軒天がある家とない家が存在します。

軒天がある家は、ない家と比べて雨風や紫外線が当たりにくく、外壁塗装の劣化を防ぐ役割があります。

●帯板(幕板)


帯板は、家の外壁についている化粧材のことです。
上記の画像のように、1階と2階の境目などに設置されることが多いです。

●笠木(かさぎ)


笠木は、ベランダの腰壁に取付ける板金のことです。
手すりの下部にあり、目にする機会の多い付帯部でもあります。

●ウッドデッキ


屋外に設置される、木材などでつくられるウッドデッキも付帯部にあたります。

付帯部の防水機能がなくなると



付帯部に塗装は必要ないと考える人も多くいますが、実はそうではありません。

新築時に塗装された付帯部の塗料の経年劣化を放置していると、錆びが発生して腐食したり、本来の付帯部の役割を果たせず交換が必要になる恐れもあります。

また、付帯部の防水機能がなくなると住宅に雨水が集中的に当たる可能性も高くなるため、外壁塗装が通常よりも早く劣化してしまう原因になります。

家の内部の断熱材や屋根裏などに雨水が浸入してしまうと、雨漏りや雨染みが表れ改修工事が必要に……。

・付帯部の交換費用
・付帯部の塗装費用
・外壁塗装の費用
・改修工事の費用

その場合、上記のような費用が一気にかかることになってしまうため、家計に大きなダメージを与えてしまいます。

取り替えしがつかなくなる前に、定期的に塗替えを行いましょう。

外壁塗装と「同じタイミングで塗装すること」がおすすめ



付帯部塗装を行う際は、外壁塗装と同じように足場の設置を行い工事を行います。

外壁塗装工事と付帯部塗装工事を別々の時期に分けてしまうと、足場を2回設置する必要があるため料金も倍かかってしまいます。

そのため、足場代を抑え工事の費用を安くするために「外壁塗装」と「付帯部塗装」をセットで行うことがおすすめです。

同じタイミングで工事をすることによって、近隣への挨拶や工事の回数、費用も抑えることができ、工事期間中に不便を感じることも減るというメリットがあります。

選ばれている付帯部の色


付帯部の色は、屋根の色と合わせたり外壁塗装の色と合わせることで、家の全体の雰囲気に統一感が出ます。
多くの人に選ばれている付帯部の色をチェックして、参考にしてみましょう。

●ブラック

●ホワイト

●ブラウン

どのような塗料が良い?


●外壁と同じグレードの塗料

付帯部塗装で使用する塗料は、外壁塗装と同じグレードの塗料が良いとされています。
どのような塗料を選べばいいか分からない場合は、見積り時などに業者に詳しく聞いてみましょう。

●外壁塗装の塗替え時期とタイミングが重なる塗料

外壁塗装と付帯部塗装を同じタイミングで行うなら、それぞれの塗料の耐用年数を把握し、塗替えの時期が近い塗料を選ぶようにしましょう。
どちらか一方だけが耐用年数が短いと、工事をしても結局家の防水機能が失われることにつながってしまいます。

まとめ


いかがでしたか?

ついつい忘れ去られがちな付帯部塗装ですが、外壁塗装と同じくらい家にとって重要な工事でもあります。
この機会に、あなたの家の付帯部も業者に確認してもらってみてはどうでしょうか。

今回の記事が、最後まで読んでくれたあなたの今後の工事の参考になりましたら幸いです。

付帯部塗装なら『愛心塗装』へ


愛心塗装では外壁塗装工事だけでなく、付帯部塗装工事も承っております。
美しい外観を取り戻すため、家の防水機能を保つために経験豊富なスタッフが注力いたします。

付帯部や塗料に関する疑問や不安なども、どうぞお気軽にご相談ください。
ぜひ、お問合せを心よりお待ちしております。


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